1~3月期配合飼料価格 全農、トン1500円値上げ

JA全農は去る、平成30年1~3月期の配合飼料価格を、円安などによりトウモロコシや大豆かすの値上がりが見込まれることから、前期に比べ地域別・畜種別・銘柄別総平均でトン当たり約1500円値上げすると発表した。今回は、ビタミンなどプレミックス関係の需給がひっ迫し、価格が上昇していることも影響したとみられる。
ホクレンも同日、全畜種平均で約1500円値上げすると発表した。商系メーカーや専門農協系も追随するとみられ、25日に日清丸紅飼料、26日午前に中部飼料が値上げを発表している。
全農が発表した飼料情勢の概要は次の通り。
▽飼料穀物=トウモロコシのシカゴ定期は、9月には360セント/ブッシェル台で推移していたが、11月9日発表の米国農務省需給見通しで、単収が市場予想を上回ったことなどから軟調な展開となり、現在は350セント/ブッシェル前後となっている。
一方、輸出需要が南米産から米国産にシフトし、相場が値上がりすることを見越して農家が売り控えしていることから、内陸産地からの集荷コストは上昇している。
今後は、生育期に入る南米産地の天候が注目されるが、乾燥による作柄悪化が懸念されており、相場は底堅く推移するものと見込まれる。
▽大豆かす=大豆かすのシカゴ定期は、9月には330ドル/トン台であったが、中国向けの大豆輸出需要が旺盛なこと、10月12日発表の米国農務省需給見通しで、米国産大豆の期末在庫率が下方修正されたことなどから堅調な展開となった。その後、11月に入り乾燥による南米産大豆の作柄悪化懸念が高まったことなどにより、現在は360ドル/トン前後となっている。
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▽外国為替=外国為替は、9月上旬には1ドル109円前後であったが、米国の良好な経済指標を背景に利上げ観測が高まったことなどから円安が進み、10月下旬には一時114円台をつけた。その後、米国の経済政策に対する先行き不透明感が高まり、現在は113円前後となっている。
今後は、長期的には米国の利上げにより、緩やかに円安が進むと予想されるが、当面は現行水準での相場展開が見込まれる。

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